登録: 2015年 1月 5日

 

脚立・はしごからの転落に注意!

~庭木の剪定、屋根修理で、死亡事故の危険も~

消費者庁には、脚立・はしごからの転落事故の情報が437件寄せられています※1。転落して頭部を強打し死亡に至った事故情報も8件ありました。
年齢が明らかな事故情報をみると、50歳以上が7割強を占めています。
また、事故の大半が、庭木の剪定中や屋根等の修理といった住宅周りの作業中に発生しています。木の上、屋根の上など高い位置から落ちると骨折の危険が高く、特に頭部を強打して生活に支障を来すような後遺症が残ったケースも見られます。
転落事故の原因が明らかなもののうち、脚立・はしごの製品が破損したことが原因のものは1割にも満たず、使用者の誤使用や、バランスを崩したり滑ったケースが、大半を占めています※2
脚立・はしごを使う場合には、高所で作業することの危険を認識し、「脚立の天板(最上段)に乗らない」、「脚立・はしごは平らで安定したところに設置する」、「はしごの使用時は補助者に支えてもらう」など、使用上の注意を守るとともに、自らの身体能力を過信せず、バランスを崩したり足を滑らせないように注意して、転落事故を防ぎましょう。

 

※1 「医療機関ネットワーク事業」と「事故情報データバンク」に寄せられた事故情報を、本件のために特別に精査した件数(平成26年10月末時点)。「医療機関ネットワーク事業」は、参画する医療機関(平成26年12月時点で24機関)から事故情報を収集し、再発防止にいかすことを目的とした消費者庁と独立行政法人国民生活センターとの共同事業(平成22年12月運用開始)。「事故情報データバンク」は、消費者庁が独立行政法人国民生活センターと連携し、関係機関より「事故情報」、「危険情報」を広く収集し、事故防止に役立てるためのデータ収集・提供システム(平成22年4月運用開始)。
※2 独立行政法人製品評価技術基盤機構(略称:NITE)で調査し、原因が判明したもの。

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