登録: 2024年 8月 1日

公共下水道使用料の改定について

下水道使用料を改定します

 令和6年12月1日から、下水道使用料金を平均8.1パーセント改定(値上げ)します。

今回の料金改定は、健全な事業運営を維持していくため、実施するものです。
利用者の皆さまには、ご負担をおかけしますが、ご理解とご協力をお願いします。

 なお、水道料金は変更ありません。 

 

改定の必要性と経緯について 

 公共下水道事業は、下水道使用者から納めていただく下水道使用料により、汚水の処理費用を賄うこととされています。(汚水私費の原則)
 しかし、松伏町では、下水道使用料で賄われているのは、経費の7割程度(令和4年度決算:69.8%)で経費回収率が100%を割り込む状況となっており、不足分を一般会計からの繰入金で補っているのが現状です。一般会計からの繰入は、公共下水道を利用できない下水道区域外の方々から負担いただいて運営している状況であり、不公平が生じています。
 今後も受益と負担の公平性を保つためには下水道使用料の適正化を図り、一般会計からの繰入金を段階的に減らしていく必要があります。また、今後の事業の見通しにおいて、人口減少により収益性の改善が見込めない状況や施設の老朽化への対策として施設の補修及び更新等の対応が必要となっており、維持管理費用の増加等による経営の悪化が懸念されており、持続可能な事業運営に必要不可欠な経営基盤の強化が急務となっております。
 こうしたことから、赤字補てんを解消し、健全な事業の継続のため、適正な使用料について検討、審議を重ねた結果、必要な改定手続きを行い、令和6年12月1日から使用料を改定することとなりました。受益者である住民の皆様の負担が急激に変化することのないように、段階的な引き上げを行い、今後も、下水道による快適な暮らしを将来にわたって持続的かつ安定的に提供できるように努めてまいりますので、ご理解とご協力をいただきますようお願い申し上げます。 

 

新料金の適用時期

令和6年12月1日から新料金となります。

詳細はこちら→新料金の適用時期(PDF文書/175KB)

 

 

下水道使用料は、このように変わります 

下水道使用料改定後の比較(2か月当たり・消費税込み)

改定前 改定後
基本使用料 従量使用料(1㎥につき) 基本使用料 従量使用料(1㎥につき)
20㎥まで1,870 20㎥を超え40㎥まで

110

20㎥まで1,980 20㎥を超え40㎥まで

121

40㎥を超え60㎥まで

121

40㎥を超え60㎥まで

132

60㎥を超え100㎥まで

154

60㎥を超え100㎥まで

165

100㎥を超える分

198

100㎥を超える分

209

公衆浴場 1㎥につき

77

公衆浴場 1㎥につき

77

 

 料金算定式

下水道使用料(消費税含む)=基本使用量+(使用量-基本使用量)×従量使用料

※使用量に応じた区分ごとの従量使用料を乗じて算定

 

 使用量に応じた使用料の算定例:50立方メートル使用の場合(2か月)

区分

使用料

基本料金

20㎥まで

1,980

超過料金

20㎥を超え40㎥まで

20㎥×121円=2,420

 

40㎥を超え60㎥まで

10㎥×132円=1,320

合計

5,720

 

 改定後の下水道使用料(平均家庭の場合)
モデルケース(2カ月分、消費税込み)

世帯人数

(人)

使用水量

(立法メートル)

現行使用料

(円)

改定後の使用料

(円)

比較増

(円)

16

1,870

1,980

110

30

2,970

3,190

220

40

4,070

4,400

330

46

4,796

5,192

396

56

6,006

6,512

506

 (出典:東京都 令和2年度生活用水実態調査より)

 

下水道使用料早見表(PDF文書/197KB)

 

 

まちづくり整備課 下水道担当  お問合わせ

電話番号 048-991-1844

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