登録: 2020年 4月 8日

 まつぶしコミュニケーションプラン(第5版)を策定しました

 

 松伏町における男女共同参画社会の実現に向けた施策を推進するため、松伏町男女共同参画基本計画「まつぶしコミュニケーションプラン(第5版)」を策定しました。

 

 “男女共同参画を進める鍵は、女(ひと)と男(ひと)のコミュニケーションである
 この考えは、平成11年からプランづくりに携わった町民による審議会「松伏町男女共同参画社会推進協議会(現:松伏町男女共同参画推進委員会)」から提案されたものです。
 そして、「まつぶしコミュニケーションプラン」という名称や、表紙に描かれている、従えるのでもなく、ついて行くのでもない、そっと寄り添う男女のイラストに、その考えが反映され続けています。

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プランの性格
 このプランは、「男女共同参画社会基本法」第14条第3項及び「松伏町男女共同参画推進条例」第8条に基づいて策定しています。

 

ブランの内容
 このプランを推進するため、4つの目標を定めました。

目標1 意識改革の推進
 男女平等は憲法に保障された権利ですが、「夫は外で働き、妻は家庭を守るべき」という固定的性別役割分担意識が残っており、男女の生き方の幅を狭めてきました。
 一人ひとりが男女共同参画の取り組みを推進し、真の男女平等の実現のために、性別で役割や生き方を決める考え方の固定的役割分担意識を取り除く必要があります。
 そのために、お互いの性別や世代を超えて、全ての人々が喜びや責任を分かち合い、個人が尊重され、豊かで活力ある男女共同参画社会の実現を目指します。

 

目標2 男女共同参画の環境づくり
 女性の様々な分野への参画が進んでいますが、女性の活躍が進むことは、女性だけでなく、男女がともに暮らしやすい社会の実現につながります。
 子どもを安心して産み育てられることができ、男女がともに社会のあらゆる分野の活動に参加していくためには、家庭生活と仕事や地域活動等の両立を地域全体で支える環境整備が必要です。
 育児・介護サービスを充実させるとともに、「ワーク・ライフ・バランス」の取り組みを進め、調和のとれた社会の実現を目指します。


目標3 男女共同参画の推進
 男女共同参画社会の実現には、法制度のみならず実質的な男女平等が図られ、あらゆる場への男女の参画を促進し、男女の意見を反映していくことが必要です。
 これまで、どちらかの性に偏っていた分野へ男女が参画することによって、新しい視点が提起され、様々な人の立場を考慮した立案・実施が可能になります。
 女性自身の自覚や意識の高まりに加え、習慣や慣習の中にある固定的性別役割分担意識をなくし、男女が対等な立場で参画できるような地域社会づくりを推進します。

 

目標4 暴力のない社会づくりの推進
 配偶者等からの暴力(DV)には、身体的暴力だけではなく、言葉による精神的暴力や性的暴力のほか、経済的暴力も含まれます。DVを子どもに目撃させることは児童虐待であり、子どもに及ぼす影響も深刻で見過ごせない問題です。
 「DVは犯罪であり、重大な人権侵害である」という意識を広め、多種多様な相談に対応できる体制の整備や情報の集約など、引き続き全庁で取り組みます。
 

プランの期間
令和2年度(2020年度)~令和6年度(2024年度)までの5年間
 

添付資料を見るためにはビューワソフトが必要な場合があります。詳しくはビューワ一覧をご覧ください。(別ウィンドウで開きます。)

企画財政課 人権推進担当  お問合わせ

電話番号 048-991-1815
FAX 048-991-7681

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