登録: 2015年 2月 3日
「資源ごみのゆくえ」
町民のみなさまのご家庭から排出されている資源ごみについて、どのようにリサイクル(再生利
用)されているかまとめました。
燃えるごみに混ぜず、種類別に分別していただければ、ほとんどが資源ごみとしてリサイクルさ
れます。「混ぜればごみ、分ければ資源」です。ごみの分別徹底にご協力をお願いします。
「ビン」
ビンごみ(不燃物収集袋使用)として町の中間処理場に収集され、その後、色別に手選別され、「無色ビン」、「茶色ビン」はビンの原料メーカーに引き取られます。ガラスを砕いたカレットは約70%がリサイクルされ、原料からビンを再生する場合と比べ約25%のエネルギーを節約できます。無色ビン、茶色ビン以外の色のビン(ワインのビン等)はカレット化した後、住宅用断熱材や道路舗装材、ガラス工芸品等にリサイクルされています。
「アルミ缶」・「スチール缶」
金属ごみ(不燃物収集袋使用)として町の中間処理場に収集され、その後、スチール缶、アルミ缶、その他の金属に分別され、プレス機でアルミ缶、スチール缶それぞれの塊にされ、そのまま金属処理業者に100%有償で引き取られています。アルミ缶は再びアルミ缶へ、スチール缶はスチール缶はもとより自動車や家電の材料、ビルなどの建設資材等にリサイクルされています。原料から鋼材を作る場合と比べ、アルミ缶は約97%、スチール缶は約75%のエネルギーを節約できます。
「その他の金属」
やかん、なべ、フライパンその他金物類(粗大ごみの金属部分含む)は、町の中間処理場においておおむね鉄、銅、アルミ類、その他の金属に分別され、金属処理業者に引き取られ、最終的に精錬会社でリサイクルされています。
「雑芥」
雑芥ごみ(不燃物収集袋使用)として町の中間処理場に収集され、その後、おおむねビン系、小型家電系、その他に手選別され、されに最終処分(埋立て)を念頭に細分化していきます。小型家電系のごみは、サーマルリサイクル施設を有する業者に引き取られています。小型家電に含まれる金属(金、銅、鉄類)は処理の過程でわずかながら採取され再利用されています。またガラス類、陶磁器類はリサイクルできないため、基準の大きさまで細かくした後、「埼玉県環境整備センター」に埋立処理されています。
「古紙・布類」
新聞、雑誌、ダンボール、紙パック、雑がみは収集運搬業者を通じて製紙工場に引き取られます。そしてダンボールはダンボールに、紙パックはトイレットペーパーやティッシュペーパー等にリサイクルされています。布類は指定業者が収集した後、問屋に売却され、そこで色別され、ウェス(雑巾)、フェルト材、古着(国内、海外)としてさらにメーカーに引き取られます。おおよそ収集量の8割がリサイクルされています。
「ペットボトル」
ペットボトルは、一般的には収集された後、、フレークやペレットなどの再生原料になり、繊維製品、シート製品等のリサイクル製品になります。当町のペットボトルは環境保全対策を考え、海外に輸出されない、国内の安全な民間の中間処理業者に引き取られ、最終的には卵パックや、ブリスターパックにリサイクルされています。
「有害物(蛍光灯、乾電池、水銀計)」
有害物は収集後、専門の処理業者に引き取られ、選別、焙焼の作業を経て、水銀、ガラス、アルミ、鉄などに分けられ、それぞれ原料としてリサイクルされています。
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