ディスポーザとは
ディスポーザとは、台所から出る生ごみ(野菜くずや魚の骨、食べ残しなど)を砕いて、水といっしょに下水道へ流してしまう機械のことを言います。ディスポーザを使用すると生ごみの量は減りますが、生ごみを多く含んだ下水は、下水道管を詰まらせたり、管の中で腐敗し、悪臭や硫化水素ガスの発生などを引き起こし、下水道施設に悪い影響を及ぼす恐れがあります。また、終末処理場においても下水処理に大きな負担となり、浄化処理費用や処理後の発生汚泥量も増えるなど、コストの増加につながります。そのため町では、公共下水道及び農業集落排水処理施設における「ディスポーザ単体」での使用は認めておりません。
しかし、次に掲げる種類については、「ディスポーザ単体」とは異なり、ディスポーザの利便性を備えつつ、下水道施設への影響を考慮した「ディスポーザ排水処理システム」製品であり、所定の手続きを行っていただくことにより使用することができます。
「生物処理タイプ」
破砕された生ごみを処理槽等で処理し、その排水を下水
道等に流す構造となっている機種
「機械処理タイプ」
破砕された生ごみの水分を分離し、水分のみを下水道等
に流し、固形物は取り出して生ごみとして廃棄する構造
となっている機種
町では、これらの「ディスポーザ排水処理システム」を使用するにあたっては、「松伏町ディスポーザの取扱に関する要綱」により、事前に関係書類を提出していただくことになります。
また、設置可能な機種については、評価機関の適合評価など条件があります。
ご不明な点については、まちづくり整備課下水道担当までお問合せいただくか、下記要綱をご参照ください。